海上コンテナドライバーのお仕事

海コンblog

海上コンテナドライバーがやる仕事は配達港内作業の2つが大まかな仕事内容になります。
配達は指定された着時間に指定された場所へコンテナを運ぶ仕事、港内作業は各港にてコンテナの積み降ろしを行う仕事になります

こーちゃん
こーちゃん

では実際の仕事内容を見ていきましょう

配達

指定された場所へ指定された時間にコンテナを運びます。

準備

関東園内なら前日の夕方頃に配車が決まります(中距離や長距離は1〜2週間前)

場所の確認

昔は紙の地図で大変でしたが今はスマホで一瞬です!
Googleマップに住所を打ち込めば大概は終了します。が、たまに出なかったり、現場名が違う所が出たりもします。その場合は近辺を拡大してコンテナが入れそうな倉庫がないか探し、それでもわからない時は会社や他のドライバーさんに確認します。最終的にわからなかった場合は直接現場へ連絡しましょう。

ルートの確認

場所が確認できたら次はそこへ行くためのルート選びです。これは残念ながらGoogleマップが役に立ちません!時間や距離で優先してしまう為トレーラーでは通れない道を選んでしまうからです。

気をつける事は道の幅と高さになります。2車線分ぐらいの幅があるか?交差点は曲がれる余裕があるか?電車のガードやトンネルの高さ制限は無いか?
これを調べるのは流石に難儀です。知識と経験が必要です。
初めの頃は先輩ドライバーに確認して安全なルートを確保しましょう。慣れてくると大まかなルートを選択してからGoogleマップのストリートビューで通れる道か確認できるようになります。

当日

無事故・無違反、安全運転で現場へ向かいましょう。

港内作業(構内作業)


配車係の指示に従い各CY(コンテナヤード)やVP(バンプール)へ行きコンテナを積み下ろししてSP(シャーシプール)や構内(倉庫等)に持って行きます。

並び

コンテナの積み下ろしをする為にCYやVPへ行くのですがその際に順番に並ぶのを並びと言います。
例えるなら遊園地です。混んでるアトラクションもあれば空いてるアトラクションもあるように、コンテナ1本取るのに10分で取れる時もあったり2〜3時間かかる時もあり並ぶのも人ではなくトレーラーなので運転しながら目的のCYやVPの最後尾を探さなくてはいけません。

荷役機

コンテナの積み下ろしをする際はトランステナー・ストラドルキャリア・フォークリフト等があります

トンボ
テナー

1日の流れ(まとめ)

基本は朝配達へ行き港に戻り次第港内作業に入るのが1日の仕事になります。
その上で、近場の配達で早く港に戻れたら午後着の配達をする2回戦や中・長距離配達をして翌日は港内作業。等パターンが複数できます。

初心者や未経験者の方はまず港内作業を覚えることになります。東京港と横浜港で3〜40箇所近いコンテナの受渡場所を覚つつトレーラーの運転技術を磨き配達も行けるようになるのは大変ですが頑張りましょう!

こーちゃんの海コン道(ブログ)では並びを!
こーちゃんの海コンch(YouTube)では技術を!ぜひご活用ください。

最後に

トレーラーに限らず車の運転にベテランは無いです!初心を忘れず安全運転を肝に銘じましょう

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